院長コラム

2026.03.24

Vol.12花粉症だけじゃない目のかゆみ


春から初夏にかけて症状が強く出ることが多い「春季カタル」についてお話します。

春になると「目がかゆい」「充血する」といった症状は珍しくありません。多くは花粉によるアレルギー性結膜炎ですが、強いかゆみが続き角膜(黒目)まで傷つけることがある「春季カタル」という病気の場合もあります。まぶたの裏に石垣のような凸(巨大乳頭)ができたり、黒目の周りが盛り上がるのが特徴で、重症化すると角膜潰瘍や視力低下につながることも。抗アレルギー点眼薬やステロイド点眼薬、免疫抑制点眼薬などを用い、症状に応じて治療を行います。「たかがかゆみ・充血」と放置せず、違和感を感じたら早めに眼科を受診しましょう。

春季カタルは、主に子どもや若い人に多くみられる重症型のアレルギー性結膜炎の一種です。視力低下につながる場合もある為、違和感を感じましたら、かかりつけ医へのご相談を。